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KT150プッシュプルプリメインアンプ
EVOLUTION MUSASHI
2022年2月に発売した真空管プリメインアンプ「EVOLUTION」は、現代的なデザインや表示部、リモコン機能などで真空管アンプの世界に大きな進化をもたらしました。その思想はトライオード設立30周年記念モデル「EVOLUTION 300 30th Anniversary」へと広がりました。そして今回、KT150真空管搭載でご好評をいただいたプリメインアンプ「MUSASHI」がEVOLUTIONシリーズへと進化し「EVOLUTION MUSASHI」として誕生しました。
高出力管KT150の魅力であるダイナミックでパワフルなサウンドを余すところなく引き出すAB級プッシュプルの回路構成で、出力は100W+100W(8Ω)を実現しました。様々なスピーカーを力強くドライブして音楽の持つ熱いエネルギーをそのまま伝えます。
KT150真空管の力強いサウンドを引き出すためには、KT150真空管にふさわしい強力な電源部が必要です。その要となる電源トランスには大型のトロイダルトランスを搭載しています。また、整流素子には、応答が早く損失が少ないSiCショットキーバリア整流ダイオードを採用しました。トロイダルトランスと相まって、効率が良く、且つ強力でレスポンスが早い電源供給を実現しています。
音質が良く精度が高い日清紡マイクロデバイス製MUSESシリーズ電子ボリュームを搭載しました。入力の近くにボリュームを配置できるので信号経路の最短化が実現し、クロストークの低減とチャンネルセパレーションを改善し、より鮮度の高い信号伝送が可能となりました。
フロントパネル中央部に大型表示部、左右に電源/セレクターとボリュームノブを配置したすっきりとしたシンメトリーなデザインです。
表示部は部屋のどこからでもボリューム位置と入力切換ポジションが一目でわかる大型ディスプレーを搭載しました。リモコンで明るさの調整も可能です。
シャーシ天面にバイアスメーターとバイアス調整ボリュームを装備しており、メーターを確認しながら簡単にバイアス調整が可能です。
リアパネルのMAIN INスイッチをMAIN IN入力に切り換えると入力表示が「POWER」の表示に変わり、入力セレクターとボリュームをバイパスした動作となりパワーアンプとして使えます。
アルミ削り出しの重量感あるリモコンで、電源ON/OFF、音量調整、ミュート、入力切換、ディマー操作が可能です。
銅線の素材に高価ですが品質が高く優れた素材であるディップフォーミング無酸素銅(DF-OFC)を使用した電源ケーブルTR-PS2を標準搭載しています。
EVOLUTION MUSASHI
回路型式 | AB級プッシュプル |
使用真空管 | KT150×4本、12AU7×4本 |
バイアス方式 | 固定バイアス(バイアスメーターで調整可能) |
定格出力 | 100W+100W(8Ω) |
周波数特性 | 6Hz~80kHz(-3dB) |
SN比 | 93dB |
入力端子 | LINE :4系統、MAIN IN:1系統 |
入力感度/
インピーダンス |
LINE:420mV/100kΩ、MAIN IN:1.2V/10kΩ |
スピーカー出力端子 | 1系統4~8Ω |
消費電力 | 定格520W、無信号時190W |
寸法/質量 | 横幅440×奥行337×高さ220mm/32.8kg |
付属品 | 真空管ボンネット、電源ケーブル(TR-PS2)、リモコン |
トライオードプレミアムショップとは
インターネット販売は行わず、展示機が有り実際にご試聴いただけるなど、一定の条件を満たしていることを弊社が認定した販売店です。