これまでの真空管アンプは本体まで行っての電源スイッチの操作が必要でしたが、居ながらにして電源操作ができます。

アルミ削り出しの重量感あるリモコンで、電源ON/OFF、音量調整、ミュート、ダイレクト選択の入力切り替えが可能です。

部屋のどこからでもボリューム位置と入力セレクターポジションが一目でわかる見やすいディスプレーを搭載しました。

近年アナログボリュームは製造するメーカーが減少し、音質が良くギャングエラーが少ない高性能ボリュームが入手しにくくなっています。そこで真空管アンプでは初となる電子ボリュームを採用しました。アナログボリュームの音質に引けを取らない高音質デバイスを厳選して搭載しています。

シャーシ天面にバイアスメーターとバイアス調整ボリュームを装備しており、メーターを確認しながら簡単にバイアス調整が可能です。

リアパネルのMAIN INスイッチをMAIN IN入力に切り替えると入力表示部が「POWER」の表示に変わり、入力セレクターとボリュームをバイパスした動作となりパワーアンプとして使えます。

4電源トランスにはMUSASHIと同じように大型のトロイダルトランスを採用しています。また、整流素子は応答特性に優れ損失が少ないSiCショットキーバリアダイオードを使用しています。大型トロイダル電源トランスとの相乗効果で安定かつ強力な電源を供給しています。

入力系の信号経路を見直し、最短で設計することでクロストークの軽減とチャンネルセパレーションを改善し、鮮明な音を伝えます。

銅線の素材に高価ですが品質が高く優れた素材であるディップフォーミング無酸素銅（DF-OFC）を使用した電源ケーブルTR-PS2を標準搭載しています。